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ハローワークのトライアル雇用は専業主婦にもチャンスがある

公開日: : 最終更新日:2016/10/13 行政書士への転職活動

これまで就職歴も、就職しようとしたこともないりほこは、アラフォーになる今まで、ハローワークに行ったことがありませんでした。

年齢のわりに経験がなさすぎる私の唯一の強みは、行政書士資格があることだけ。

初めてのハローワーク

就職活動は、インターネットの求人サイトだけで済むならば、ネットだけで済ませようと思っていましたが、ネットで見つけて応募したいと思った求人に「ハローワークの紹介状が必要」と書かれていました。

それで、ハローワークに行きました。

最初にこれまでの職歴(大してありませんが)などを紙に記入し、窓口の人にお願いすると、「ハローワークカード」というのを作ってくれました。

 ハローワークの求人のいいところは、その求人に、何人、応募していて、何人不採用になっているかなど、選考状況を教えてもらえる点です。

 事前に自分で見つけて応募したある求人先の情報が、ハローワークにもあったのですが、そちらは、ハローワーク経由で応募していないので、情報は教えてもらえませんでした。

ハローワーク経由で応募してみた結果

1件目、行政書士法人

行政書士資格がある人のみ応募可。年齢不問。でも、面接にも至りませんでした。

不採用理由:

 履歴書・職務経歴書を拝見し、通常なかなか就けない様々なご職業を経験されているという点に特に興味を持ちました。しかしながら当所の現在行っている業務は単純な事務作業や電話営業などであり、りほこ様がお持ちの能力を十分使える環境とは言えないかと思います。

  ↓

職歴がないため、職務経歴書には、これまでのアルバイトなどをすべて書いています。単純な事務作業の仕事をしたかったのですが…。

求人情報の印象からは、事務作業メインのため、若い人を求めているような感じがしました。

2件目 法律事務所

社会保険労務士、行政書士、税理士の資格があれば優遇ですが、厳密には不問でした。40歳以下。

ただし、書類を送る前に事前にネット経由でエントリーシートを送るシステムでした。その時点でハードルが高そうだなと思いました。履歴書を送るまでもなく撃沈。

不採用理由:

貴殿から頂戴しましたご応募情報に基づき、厳正に書類選考を行いましたが、キャリア・資格保有状況などで他に勝る方がいらっしゃったため、あいにく貴意に沿いかねる選考結果となりました。

   ↓

実務経験のある人が居たら、負けますね。

3件目、法律事務所にトライアル雇用枠で応募

 3件目は法律事務所。資格は不問で、社会保険労務士、行政書士の業務に興味のある人を募集していました。

ハローワークの窓口に紹介状をもらいに行くと、この求人はトライアル雇用併用求人だと教えてもらいました。

「トライアル雇用」とは

 「トライアル雇用」とは、 働いた経験が少ないことから、常用雇用での就職に不安のある人などが、常用雇用への移行を前提に、3カ月間その企業で試行雇用として働いてみる制度です。

  トライアル雇用が終わったあと、約8割の人が常用雇用に移行しているそうです。

 メリットとしては、採用のハードルが低くなり、採用されやすいそう。

 企業側には、月4万円の助成金が入る上に、3か月間、その人の仕事ぶりをじっくり確認できるというメリットがあります。

 トライアル雇用枠と、そうでない人からの応募があって、実力が同じぐらいだったら、トライアル雇用のほうが採用されやすいんでしょうね。かなりの実務経験やスキルがあれば、別でしょうけれど。

 ただ、トライアル雇用枠を利用するには、条件があるので、誰でも、トライアル雇用枠で応募できるわけではないようです。

 就労経験のない職業に就くことを希望していたり、離職期間が1年を超えている人など、対象者は決まっています。詳しい条件は厚生労働省HPに書かれています。

 トライアル雇用枠で応募すると、書類を送ったりすることなく、いきなり面接なんだそうです。確かに、それまでの経験を見ないのなら、事前の書類審査は必要ないですもんね。

 来週、面接に行くことになりました。ちなみに、その求人には5人が応募していて、1人が不採用で、3人ぐらいはトライアル雇用枠で応募していると教えてもらいました。

まとめ

 トライアル雇用は、未経験者にとっては有り難いシステムですね。

 でも、ネットでは、トライアル雇用枠だと、3か月後に切られてしまうのではないかと心配する声もあります。ハローワークの人が言うには、真面目にきちんと仕事をすれば、大体、そのまま採用されるとのことでした。

 3か月の間に、実力を見極めなければいけないため、通常より仕事がハードになるという説もありますが、どうなのでしょうか。ハローワークの人も「ある程度の目標を設定して、そこに到達していれば採用、していなければ不採用ということになる」と話していました。

 実際は、どれくらいのレベルが求められるのかは分かりませんが、とりあえず面接を突破しなければいけませんね。

 ハローワーク通いは、早くやめたいです…。

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  • 管理人: りほこ

    専業主婦が行政書士になりました

    試験合格後、最初は、行政書士事務所に就職して、建設業・産廃等の許認可、相続、成年後見等の実務経験を積み、その後、独立。


    行政書士の求人に応募し続けて採用されるまでの経緯や、その後のことなどを書いています。
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