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面接の受け答えは正直過ぎたかも?(行政書士としての転職活動)

公開日: : 行政書士への転職活動

私は、先月末、仕事が決まって、すでに働き始めていますが、しつこく転職活動の時の話を書きます。

正直に答え過ぎたかも知れない

転職活動の面接において、振り返ると、私は正直に答え過ぎていたかなと思います。

「なんで、行政書士の勉強をしようと思ったの?」と聞かれたら、こう言いました。

「時間があったので、何か資格をとりたくて、司法書士ほど難しくなくて、かと言って、短期間に簡単にとれるものではなくて、1年ぐらいでとれそうなので、行政書士の勉強をしました」

面接はこれでパスしてきた(落ちたものも多いですが)ので、問題はなかったようですが、普通なら「法律を勉強して、人の役に立ちたくて」というような、もっともらしい動機を言ったほうが良かったのかなと、後になって思いました。

「行政書士ってどんな仕事か知ってた?」

ともよく聞かれましたが、

「勉強を始めるまでは、全然どんな仕事か知らなくて、勉強したあとも、よく分かりませんでした…」

と言っていました。

他社の応募状況とかもペラペラ喋りましたし、それは良かったのかどうか、ちょっと分かりません。

他社の応募状況を話す場合、普通は、志望動機にブレを感じさせないよう、同業他社を言ったほうがいいらしいのですが、私は、販売の仕事など行政書士とは全く関係ない会社にも応募したことを話していました。

私の場合は、年齢が年齢だけに、行政書士の仕事一つに固執するのは危険だと思い、幅広く探していたのです。

他社の応募状況というのは全くないということにして話さなくても別にいいのですが、伝えることで「ほかの選考が進んでいるから、早く内定出してくれないと、ほかに行っちゃいますよ」という駆け引きの材料になるのでしょうか。

実際、ある会社は、他社の応募状況について「ほかもあるなら、こっちも急がないと、ほかに行かれてしまうから」と説明していました。

やる気は見せた

正直に喋り過ぎな私ですが、気をつけたのは、やる気についてです。

私は普通に喋ると、やる気がなさそうに思われるので、意識して、やる気を見せるようにしました。

私の場合、「だらだらしていてやる気がなさそう」に見えるのではなくて、ハングリー精神がなさそうというか、気を付けないと、「必死で働かなくても大丈夫なのよ」的な雰囲気が出てしまうようです…。本当は絶対働かないといけないのですが、妙に落ち着いてしまっているので。

入社後のビジョン

面接の時は、実務経験がないので、「仕事を始めたら具体的にどんなことをするのか、イメージできない」というのが正直なところでした。

とくに、転職活動を始めたばかりの頃は、入社後のビジョンというものが全く思い浮かばず、「入社後、どんな仕事がしたいですか」と聞かれた時に、答えに詰まってしまうことが多々ありました。

そういう時は「ダメだな」と思いましたよ。まぁ、それ以外の質問にも答えに詰まってしまったりしたので。

私は、矢継ぎ早に「これまでで一番、頑張ったことは?」「一番印象に残っている仕事は?」など、どんどん質問されるタイプの面接が苦手でした。回答内容というより、その対応の様子を見られていたのだと思いますが、ダメだなーと思いましたね。

それでも、行政書士法人や事務所への応募を繰り返す中で、面接に慣れてきて、だんだん答え方が分かってきたので、転職活動後半では「入社後どんなことがしたいですか?」と聞かれた時に、「相続の仕事で経験を積み、いつかはセミナーができるぐらいになりたいです」と、具体的に答えました。手応えは悪くなかったです。

それは、ほかの、相続メインにやっている行政書士法人が、セミナーをして集客する方法をとっていたので、その手法をとっていない行政書士法人で、そう答えたのです。同業他社のやり方を調べて、面接で話すというのはいいかも知れません。

ある行政書士法人の営業事務の募集に応募したときは、営業事務とはどういう仕事かよく調べて、面接にのぞんだのですが、「営業の方がスムーズに仕事をしやすいようにサポートを頑張ります」的なこと言ったら、「今回の募集職種では、そういうことはしないんですよ」と言われました。仕事内容に関する認識は全く違いましたね…。面接はパスしましたが。

具体的な仕事内容というのは、実際に面接で聞いてみたりしないと分からないものですね。

「何でもやる」はダメ?

私の場合は、本当は「絶対にこういう仕事がしたい」というものがとくになく、あなたの会社の色に染まります」的な考えだったのですが、「なんでもやります」というのは「なんでもいい」という感じで、やる気がないと見なされるみたいにネットに書いてあったので、「なんでもやります」とは言わないように気をつました。

でも、ある行政書士法人は、会社が大きく、仕事内容が多岐にわたるようで、「相続の仕事以外の仕事についてもらうこともあるかも知れないけれど、大丈夫?」と聞かれました。

その会社では、どんな仕事でも受け入れて、やりたいという人を求めているようだったので、問題ない旨を答えました。

まとめ

結局、正直に答えてもパスする時はパスしたし、ダメなときはダメでした。「こう答えたら正解」というものはなく、相手が求めていそうな答えを、その場で汲み取り、うまく答えられたらいいんでしょうね。

条件面がイマイチだったり、興味ない分野でも、多めに応募して面接に慣れるのも手です。興味ないと思っていても行ってみたら、意外と良かったりするので。

私も実際に面接に行ってみて、「意外といいかも」と思えるところがたくさんありましたし、そういう所に就職しました。

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  • 管理人: りほこ

    専業主婦が行政書士になりました

    試験合格後、最初は、行政書士事務所に就職して、建設業・産廃等の許認可、相続、成年後見等の実務経験を積み、その後、独立。


    行政書士の求人に応募し続けて採用されるまでの経緯や、その後のことなどを書いています。
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