行政書士の応募先の探し方と、行政書士らしからぬ業務
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最終更新日:2018/12/30
行政書士への転職活動
行政書士求人に応募し続ける主婦りほこ。
行政書士の求人はあまりないので、とりあえず、行政書士法人で、応募できるものは、全部応募することにしました。
行政書士の求人情報の見つけ方
「行政書士 求人」と地名で検索しました。
行政書士実務研修センターのHPもチェックしました。
ハローワークの情報が出てきても、その事務所のHPで募集していたら、ハローワークの紹介状なしに応募しました。が、ハローワーク経由のほうが、ほかの人の応募状況なども聞けるから良かったかも知れません。
たくさんの転職サイトにも登録しました。中には、非公開求人のものもあって、行政書士の資格登録をしている人にだけ、メールで声をかけてくれる案件もありました。転職サイトには登録しておくべきです。
私が行政書士求人の情報をたくさん見つけられたなと感じるのは、indeedです。
応募の際の注意
私は、幸い、書類で落ちることはほとんどありませんでした。アラフォーで、アルバイト程度の経験しかなく、職歴がほとんどなくてもです。
ある会社で、なぜ面接してもらえたのかと尋ねた時に、こう言われました。
「添え状を添えるとか、当たり前のことができていない人も居る。そういうのから教えないといけないの?と思う。
履歴書の写真も、スーツじゃなくて私服だったり、使い回したような状態だったりする人も居る。履歴書の写真はスーツでしょ?って思う。
とりあえず、書類がきちんと整っていたら、会ってみている」
とのことでした。
そんな最低限のマナーもできていないのは論外だと思いますが、とくに行政書士は、書類作成をする仕事でもあるので、書類の不備は絶対ダメです。
「履歴書と職務経歴書」を送る時には、ちゃんと添え状はつけてくださいね。
相続は行政書士らしからぬ業務
行政書士というと許認可や書類作成の事務作業の多いイメージがあるかも知れません。
応募して知ったのですが「行政書士の求人」であっても、仕事内容が、そのような行政書士とはちょっと違うものがあります。それは相続関係です。
私は、相続や任意後見などの仕事をしている行政書士法人を3社受けました。
どこも共通して求められることは「コミュニケーション能力」でした。学歴や知識ではありません。
もちろん、知識もあるに越したことはありませんが、何はなくとも、コミュニケーション能力が必要と言われました。
どこでも言われたのは「皆がイメージしているような行政書士の仕事と、うちの仕事の中身は違うと思う。どちらかというと営業みたいな感じ」です。
相続や任意後見などの終活を考えている人たちのところに行って、話を聞き、仕事をとってくるのが大事なのです。事務所に居るより、あっちこっちに移動して、人の家に居ることのほうが多いと言われました。
面白いことに、どこの事務所も言うことが同じでした。
私は、人に会った時、悪い印象を抱かれることはほとんどありません。むしろ印象はいいと言われます。
ただ、ガツガツというか、うまいこと言って、契約をとるような感じの積極性はないので、やる気が見せきれず、どこの面接もダメでした。長年、専業主婦というぬるま湯に浸かっていましたからね…。
自分のしたい仕事内容を考える
行政書士の業務の範囲は広いので、応募する際は、行政書士という肩書きがつけばどんな内容の仕事でもいいのか、いわゆる行政書士らしい仕事をしたいのか、など、よく考えて、応募先を選ばなくてはいけませんね。
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