履歴書の書き方や面接の注意点など/行政書士事務所の求人で
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行政書士への転職活動
行政書士事務所にいて、人を募集すると、いろんな人が応募してきます。
その中で、「これは気をつけなくてはいけない」と思ったNG具体例をご紹介します。
行政書士というより、常識的なことかも知れませんが・・。
誤字を連発
「御社」と書きたかったのだと思いますが、御社の部分をすべて「卸社」と書いてきた人がいました。
一回ぐらいなら、ただの書き間違いかと思いますが、すべてということは、もう御社の字を間違えて覚えているということですよね・・。
そもそも、「御社」は書き言葉ではないので、「貴社」となります。
しかも、うちの場合は、事務所なので「貴社」ではなくて「貴所」。
いちいち、「字が間違ってますよ」なんて、本人に指摘してあげることはありませんから、その人は今後も、いろんな事務所に「卸社」と書いた履歴書を送り続けるのでしょう。
親しい友人か、家族にでも、履歴書をチェックしてもらったほうがいいでしょうね。
行政書士は「書類を作る」のが仕事なのに、そんな初歩的なミスをされたら、仕事においても、ミスを連発すると思われてしまいます。
書類送付ミス
うちは、ハローワークで募集しています。
応募の際には、ハローワークの紹介状が必要になるのですが、その際、「本人控え」を送付してきた人がいました。
行政書士は、書類を作成して送付することが多いです。
初っ端から、そんなミスをされたら、やはり心配になりますよね。
面接にもいたりませんでした・・。
行政書士試験合格までに5年以上
とても忙しい仕事をしていて、試験合格に数年かかってしまうのは仕方ないかも知れません。
でも、仕事らしい仕事もせずに、行政書士試験合格までに5年以上かかってしまうのは、「真面目にやってないよね? 」と思われてしまいます。
履歴書では、合格までに何年かかったのかは分からないかも知れませんが、面接で聞かれたりするかも知れないので、ご参考まで・・。
道に迷う
書類審査を通過して、面接に来てもらうことになった場合。
面接直前に、道に迷って、事務所に電話をしてきた人がいました。
今の時代、スマホもあるのに、道がわからないものなんですね。
私も道に迷うことがないわけではありませんが、あらかじめ地図を印刷したり、早めに現地に着くようにしたりして対処しています。
行政書士は、お客さんのところに、地図を見て行くこともあるので、道に迷われると、ちょっと不安になりますね。
もちろん、それを補ってあまりある能力があれば、採用されると思いますが・・。
道に迷いやすいなら、自分のそういう弱点を把握して、事前に対策を練っておくのがいいと思います。
最後に
ここで紹介したNG例は、行政書士事務所に限らないかも知れませんね。
行政書士の求人は、少ないので、些細なミスで、貴重な機会を逃さないよう、気をつけてください。