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行政書士もコミュニケーション能力?第一印象よくするために

公開日: : 行政書士への転職活動

ほとんどない職歴で、行政書士求人に応募し続ける、アラフォー専業主婦りほこ。先日は、行政書士事務所に応募し、面接に行ってきました。

 私の職歴でも書類は通してくれて、面接してくれるのだから、本当に有り難いです。応募資格として、実務を求められず、資格があれば未経験OKということでした。

 なぜかなーと思っていたら、やはり、仕事が相続メインだからのようでした。「やはり」と思った理由については下記の記事にも書いています。

行政書士の就職活動と、営業色の強い行政書士の仕事

 行政書士が、許認可ではなく、相続の仕事をメインにする場合、求められるのは、コミュニケーション能力です。

 知識や賢さ、書類作成などの事務手続きより、コミュニケーション能力が重視されるので、未経験OKなのです。

 遺言書作成などの手続きを考えているお客様の話を聞いて、その必要性を説き、仕事に結びつけることが、重要なのです。

 これまで応募した、相続メインの行政書士法人と違うのは、その事務所は、お客様に事務所に来てもらうスタイルという点です。

 ほかの行政書士法人は、すべて、行政書士が個人宅に出向き、仕事をとるスタイルなので、ほとんど事務所に居ることがないと言われました。そうなると、ほんと士業というより、営業職のようですよね。

コミュニケーション能力とは

試験と違って「コミュニケーション能力」というのは、数値ではかることができないので、評価が難しいですよね。

「コミュニケーション能力はあります」と自分で言うものでもないですし。コミュニケーション能力があるかないかは、面接の会話を通して、面接官が判断します。

「コミュニケーション能力には自信があります」と言っておきながら、面接で会話が全然盛り上がらなかったりしたら、恥ずかしいです…。

ちょっと違いますが、「私って天然ボケだから〜」と自分で言うみたいなものでしょうかね。天然ボケという言葉が流行った時、そんな発言をする女性が居て「天然かどうかは周囲が判断するんであって、自分で言うものではない」と陰で突っ込まれていました。

「コミュニケーション能力に自信があります」という自己PRは、書類に書くのはいいかも知れません。その場合は、きちんと、これまでの経験から根拠を示す必要があります。恥ずかしながら、私も書類には書いています。

 ただ、書類と違って、面接の場では、会話を通して、自身のコミュニケーション能力をアピールしたらいいのではないでしょうか。

 コミュニケーション能力を求められる行政書士の仕事の場合は、やはり第一印象が大事です。

第一印象をよくするために

 第一印象は6〜7秒で決まるらしいのですが、これを「メラヴィアンの法則」と言います。この法則は、UCLA大学の心理学者、メラヴィアン博士が見いだしました。

 人がまず最初に見るのは、相手の顔ですね。それから、服装や全体的な雰囲気を見ます。第一印象の55%は、見た目で決まるのです。清潔感に気を配り、見た目や雰囲気をよくする努力が必要です。

 「美人でも暗い人」や「とくに綺麗ではないけど明るい人」など居ますよね。雰囲気は自分の努力次第で変えられます。手っ取り早く雰囲気を変えたければ、付き合う友人を変えるのも手ですよ。チャラチャラ遊ぶ友人が多い人は、そんな風になるし、真面目な友人の多い人はそんな風になりますよね。

 第一印象は、見た目の次は、声のトーンや声の大きさ、イントネーションなど視角以外の五感で判断されます。結局、第一印象は、ほとんど視覚を含めた五感で判断されるのです。

 私は、話す時は、やや声を高くして、ゆっくり話すように気をつけています。私は気をつけないと、早口になりがちだからです。ゆっくり話すことで、落ち着いた女性を演じています。また声を高くするのは、明るい印象を持たれるようにするためです。

 第一印象の残りの7%が、話の内容で判断されるそう。面接での話の内容がいくらよくても、第一印象が悪ければ、台無しです。もちろん第一印象だけよくて、会話の中身がない場合もダメですが、何はなくとも、第一印象がよくなければ、始まらないのです。

 ちなみに自分が話している時以外は、油断する人も居ますが、私は、相手の話を聞くときも、いつも口角を上げています。そうしておくと、印象がよくなるのでオススメです。

貧乏くさいのはダメ

 そして、相続というと、ある程度の富裕層の相手をすることもありますから、富裕層の方に対する話術や対応も求められます。面接官の話によると、こればかりはなかなか努力で補えるようなものではないらしく、幸い、私は、その点では問題ないと評価していただけました。その人の持つ雰囲気が大事なのかも知れません。

 誰だって貧乏くさい雰囲気を醸し出している人に、自分の大事な財産を任せるのは不安ですよね。もし「自分は貧乏くさいかも知れない」と思う人が居るとしたら、普段から、ちょっといい店に行くようにするとか、自分を大事にしてあげることからスタートするといいかも知れません。

 普段使うのも、タダでもらった景品のマグカップではなく、自分のお気に入りのマグカップを買ってきて使うとか。「自分にはタダのマグカップがピッタリだ」と判断するのと、「自分にはこのブランドのマグカップがふさわしい」と考えるのでは、自分の自分に対する評価が違ってきますよね。

まとめ

 行政書士は人と接する仕事ですから、相続以外の仕事をする場合でも、もちろんコミュニケーション能力は必要です。でも、相続の仕事をする場合はより求められるようです。

 また、相続の仕事の場合は、お客様の都合に合わせる必要があるので、土日出勤や、残業などがとくに多そうです。

 私は、人と接するのは嫌いではないですが、営業職の人のようにはうまく話せないので、できれば相続以外の仕事がいいかなと思いました…。

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  • 管理人: りほこ

    専業主婦が行政書士になりました

    試験合格後、最初は、行政書士事務所に就職して、建設業・産廃等の許認可、相続、成年後見等の実務経験を積み、その後、独立。


    行政書士の求人に応募し続けて採用されるまでの経緯や、その後のことなどを書いています。
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