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司法書士試験と行政書士試験,どちらを先に受験するか?

公開日: : 行政書士の卵

行政書士試験を受ける人は、必ずしも、司法書士試験を受けるとは限りませんが、司法書士試験を受ける人の多くは行政書士試験も受けるのではないでしょうか?

出題範囲もほとんど同じですしね。

司法書士試験を受験した人にとっては、行政書士試験は簡単でしょう。

以前の所長(司法書士)も、「司法書士試験を受けたあと、記憶が鮮明なうちに行政書士試験の勉強をして受験した」と言っていました。

司法書士試験と行政書士試験

私は、行政書士試験に合格してから、司法書士の試験勉強をしました。

私の場合は、司法書士試験の勉強中に妊娠・出産をしたので、受験は諦め、勉強も一年ぐらいしかできませんでした。

私の中では、「試験を受けるなら、簡単なものから先」と思っていたのですが、中には、司法書士試験を何年も勉強し続けて合格してから、行政書士試験を受ける人もいますよね。

「司法書士試験にどうしても合格できないから、行政書士になった」という人も結構います。

どちらから受験するのがベストなのでしょうか。

行政書士試験を先に受験する場合

(司法書士試験を先に受験する場合のメリット・デメリットは全部、逆になるだけなので割愛)

メリット

  • 司法書士試験という数年がかりになる難関資格に挑む場合でも、「行政書士試験には合格した」という自信が持ててモチベーションが維持しやすい
  • 先に行政書士登録することで、人脈が広がる
  • 試験勉強期間中に、勉強を継続できないトラブルに見舞われても、行政書士の資格だけはある

デメリット

  • 行政書士試験に合格したことで満足し、司法書士試験に挑む気力がなくなる

 (↑私はコレです。司法書士にならなくても行政書士だけで十分やっていけると思ってしまいました。

司法書士でも稼げていない人はいるし、行政書士でも稼いでいる人稼いでいるからです)

私のオススメは行政書士試験から

メリット・デメリットはありますが、私の場合は、人生において「少しずつ成功体験を積んでいく」ほうが人は伸びると思うので、手が届きやすい目標を設定するために、行政書士試験から受験することをオススメします。

もし、私が先に司法書士試験の受験を目標としていたら、思いがけない妊娠・出産で試験勉強を中断せざるを得なかったので、現在、何の資格も持てていないという事態になっていたと思います。

(育児が落ち着いたタイミングで再度、受験すればいいのですが、なかなか時間がとりにくかったり、一度覚えたことも忘れてしまったり、法律が変わってしまったりもしますよね)

最後に

「司法書士試験に受かってから行政書士試験を受験する」と言っていた友人には、「とりあえず行政書士試験を先に受けたら?」と勧めました。

友人の場合は、法律初学者ということもあり、いきなり司法書士は難関すぎるだろうと思ったからでもあります。

「目標は高い」ほうがやる気が出る人も居るでしょうけれど、私の場合は、あまりに遠い目標では、テンションが上がりません。

どちらを先に受験するにしても、それぞれが自分の性格をよく把握し、性格にあった目標を立てることが大事でしょうね。

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  • 管理人: りほこ

    専業主婦が行政書士になりました

    試験合格後、最初は、行政書士事務所に就職して、建設業・産廃等の許認可、相続、成年後見等の実務経験を積み、その後、独立。


    行政書士の求人に応募し続けて採用されるまでの経緯や、その後のことなどを書いています。
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