集団面接のメリット(行政書士求人の面接)
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最終更新日:2016/10/13
行政書士への転職活動
行政書士の求人に応募し続ける専業主婦りほこ。
その中で、分かったことがあります。集団面接は悪くないということです。
集団面接のメリットは?
これまで、行政書士法人の面接は、大体、個別面接でした。中途採用枠だからだと思います。
初めてほかの人と一緒に面接を受けた時は、候補者は、自分を含め2人でした。ライバルは実務経験者で、私は経歴としては全然ダメだと思いましたが、話し方は私のほうがハキハキしていると思いました。
ほかの人と並ぶと、私は落ち着いて、堂々として見えるようです。それは、実際、私がどうかというより、ほかの候補者たちが緊張しているからです。若い男性は仕方ないですよね。そういう緊張している候補者が居ると、私はちょっとほっとして、落ち着けます。
逆に、面接官との1対1の面接では、面接官となる人は仕事ができる人だからか、かなり堂々と話すので、私は萎縮しがちです。
「2-6-2の法則かも知れないな」と思いました。
2-6-2の法則とは?
人々が集団やグループを構成した場合、自然と、上位2割は「優秀な人」となり、中位6割は「平均的な人」となり、下位2割は「イマイチな人」となるという法則です。
上位2割だを集めた集団を作っても、「2-6-2の法則」は発生するんだとか。グループから怠け者を排除しても、また、新たな怠け者が発生してしまうのです。
(実際は「普通の人」たちが「怠け者」になってしまうのではなく、「これまで居た怠け者」が居なくなったために、「普通の人」たちが、「優秀な人」たちと比べられ、怠け者に見えるようになってしまっただけのようですが)
面接という短い時間ですから、「2-6-2の法則」が発生するような条件ではありませんが、ちょっと通ずるものがあると思ったのです。
評価は相対的
「2-6-2の法則」を私の面接にあてはめると、面接官との個別面談では、私がダメ人間になってしまい、集団面接では、ほかにガチガチに緊張している候補者が居れば、私は余裕を持てるのです。
この感じ、伝わるでしょうか?
また、たとえは悪いですが、仮に、それなりにキレイな女性Aさんが居て、彼女一人だけを見た時、「キレイだな」と思っても、隣にもっとキレイな女性Bさんが居た場合、Aさんのことが「いまいち」に見えることもあります。評価というのは相対的なものなのです。
私一人だけを見ても普通に見えるかも知れませんが、隣に緊張した人が居たら、面接官からは、私は落ち着いて見えるのです。
もちろん優秀な受験者がライバルの集団面接では、自分が萎縮してしまう可能性もありますが、私は年を重ねている分、若さでは負けても、落ち着きでは負けません。
全然ダメだと思っていた集団面接で「堂々としていた」と評価され合格したのは、そういう理由があったのかなと思いました。(その合格した選考は、諸事情から辞退しましたが)
その後、受けたシ集団面接も手応えは悪くなかったので、集団面接が好きになりました。
まとめ
自分のクセというか、特徴が理解できました。しかし、第一志望の会社が集団面接とは限らないし、どんなライバルが居るかは分からないので、今回の発見は、とくに役には立ちません。
1対1の面接でも、面接官に対して萎縮せず、堂々と受け答えできるように頑張るしかないですね。
そういう意味では、面接慣れするためだと思って、合格しても行かないだろうなと思う企業も、多めに応募しています。もちろん「話を聞いてみたら、意外といいかも」と思える可能性もあると思っては居るのですが。
毎回、「あの発言は失敗だった」などと振り返って反省すると、だんだんうまく受け答えができるようになってきます。