応募先にダメだし! 「不合格通知」なんて最近はありません
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最終更新日:2016/10/28
行政書士への転職活動
行政書士求人に応募し続ける主婦りほこ。ついに仕事が決まりました!
その詳細はまた後日書くとして、ここでは、たくさん選考に落ちた経験者として、応募先にダメだししてみようと思います。
書いた履歴書の枚数
仕事が決まるまでに書いた履歴書の枚数は27枚。そのうち法律事務所関係12枚ですね。転職活動期間は3か月。
私はキャリアもなく、年齢も年齢なだけに、行政書士関連だけでなく、応募できそうな仕事は、さまざまなものに応募しました。
行政書士関係以外では、大体、インターネットからの応募段階で落ちるところが多かったですね。
そのたくさん落ちた経験から、気になることがありました。
私たちも選ぶ側
就職活動というのは、応募先に「選んでもらう」という姿勢で臨む人が多いですが、就活生や転職志望者側は「企業を選ぶ側」でもありますよね。
だから、私も、面接に行って、内定をいただけたり、一次選考を通過したのに、辞退したところもあります。(いずれも行政書士法人)
というわけで、応募先にダメだししてみます。
一番驚いたのは「不合格通知」
大体、不採用の場合は、郵便で通知が来ます。
その際、ほとんどは「選考結果のお知らせ」とか「選考結果のご連絡」と書かれているのですが、ある法律事務所は「不合格通知」と書かれていました。
たくさんの不採用通知は見てきましたが、「不合格」という言葉を見たのは初めてだったので、ビックリです。
気遣いがないなぁと思ってしまいました。
ちょっとネット検索したら「不採用通知の書き方」というのがたくさん見つかりますよ。
そして、不採用通知文の中では不合格、不採用のような直接的な表現は避けたほうがいいと書かれています。「ご希望に添えない結果 」など、いくらでも表現はありますよね。
「不合格通知という手紙を送ってきた」というのは、些細なことかも知れませんが、そういう配慮のなさは、他の面でも影響してくると思いますよ。
「こんな風に言ったら、聞いた相手はどう感じるだろうか」という配慮がちゃんと出来ないと、事務所内だけでなく、取引先等、いろいろな人間関係でトラブルを起こしやすいですよね。
その事務所は、10数人のスタッフが居ましたが、スタッフからは代表の先生に「それはおかしい」と言えない雰囲気があるのかも知れませんね。
その文面をスタッフが作ったのか、代表が作ったのかは分かりませんが、いずれにせよ、その事務所のイメージが悪くなってしまいますよね。
基本的なマナーができていない事務所
不採用の場合、履歴書を送り返してくれる所もあるのですが、その際、住所の「○○方」というところに、様をつけずに書いて返送している事務所がありました。
そこは、若い先生が1人でやっている司法書士行政書士事務所だったので、「この先生は若いからマナーを知らないのかなぁ」と思いました。
私も若い時、最初は宛名の住所の「○○方」に「様」をつけることを知りませんでしたよ。でも、書く前にインターネットで調べて、「様」をつけるのがマナーだと知りました。
今は何でもインターネットで調べられるのだから、活用したほうがいいと思います。
私に対しては別にいいですが、事務所として、お客様に対して、そういう対応したらまずいですよね。とくに司法書士、行政書士の事務所は、書類作成のプロのはずなので、そういう粗が気になってしまいました。
まとめ
履歴書を送付する時に添え状をつけないとか、転職志望者側も失敗する人は居ますが、会社側も、基本的なところが出来ていないとか、完璧ではないと分かって、ちょっと安心した気もします。
「不合格通知」を受け取って良かったなと思ったことは、他の企業の配慮に気づくことができた点です。
「不合格通知」を見なければ、「書類選考のご連絡」が当たり前過ぎて、ほかの企業の配慮に気づけませんでしたよ。
そういう意味では、何事も無駄な経験はありませんね。気づかせてくれて有難いとも思います。人のふり見て、我がふり直して、自分も、少しずつでも成長していきたいです。