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行政書士は産廃許可更新は営業しないの?建設業と違って閲覧できないから?

公開日: : 行政書士

最近、建設業許可更新が多くて、大量の書類作りで忙しかったです。

建設業許可更新で、お客さんの所に行くと、毎回、言われることがあります。

建設業許可更新は営業がたくさん来る

毎回、言われるのは「許可更新の時期になると、いろんなところ(行政書士)から、案内ハガキが来る」です。

建設業許可は、閲覧することができるので、許可の有効期限などの情報を閲覧して、ちょうど許可更新の時期に、案内を送るのでしょう。

うちの事務所も、相続や商業関係の仕事を依頼してきたお客さんが、建設業許可を持っている場合は、閲覧して、案内を送ります。

(全く知らない会社に、案内を送ることはありません…)

そして、一度でも建設業の仕事をさせてもらったお客さんに対しては、建設業許可が切れる前にきちんと案内して、更新手続きをします。

時々、「案内を忘れて、お客さんの許可が切れてしまったりしてはいないだろうか」と心配になりますが、もしうちが更新案内を忘れてしまっても、更新時期にたくさんの営業案内が来るなら、お客さんが更新手続きを忘れることはないなと思いました。

営業案内を見せてもらうと、たまにビックリするような低価格をうたっている行政書士もいます。

あまりに安いと、依頼する方は心配になるのではないでしょうか。

行政書士は、産業廃棄物許可の更新には営業をかけないの?

更新の時期には、行政書士から、たくさんの案内ハガキが来るという建設業許可。

産業廃棄物収集運搬業も、5年ごとに許可更新の時期が来ますが、Mさんは、産廃の許可更新の時期を忘れていて、許可が切れそうになっていました。

(うちは、最近、Mさんから建設業を依頼されただけで、産廃については依頼されておらず、調べて見たら、許可が切れそうになっていることが判明したのです)

それで、Mさんにこちらから尋ねたら、産廃許可の更新もやってほしいと頼まれました。

産廃許可に関しては、案内ハガキがあまり来ないのでしょうか?

建設業許可のように、閲覧して詳しい情報を見ることはできませんが、産廃許可も、許可の有効期限や許可の詳細はネットで調べることができます。

それでも、建設業と産廃は違うのかなぁ、ちょっと疑問に思いました。

産廃は、建設業の延長にある?

おそらく、建設業許可の仕事を取れば、その延長として産廃の仕事がある場合があるから、まずは建設業許可の案内をするのでしょうか。

「まず産廃の仕事を取って、そこから建設業の仕事ももらう」というのは少ないのでしょうか。

そういう意味では、やはり建設業に営業をかけるのが正解なんでしょう。

新規顧客獲得する時の建設業の閲覧ポイント

最近、うちが新規獲得した建設業許可更新の仕事は、「これまでの行政書士に不満を持っていた」という会社です。

ほかにも、ほかの行政書士から建設業案件を奪ったことはありますが、いずれにも共通するのが、「会員番号の古い行政書士」でした。

「会員番号が古い」ということは、行政書士としてかなりのベテランの先生で、年齢も高齢。

「長いことずっとやってもらっているから」と、その行政書士にお願いしていたものの、対応が遅いなど、不満が募っていることもあるようです。

会社の先代がその行政書士に依頼していたものの、社長が変わって、その行政書士にこだわる必要がなくなったという場合もあります。

行政書士が高齢ゆえに引退を考えていて、そこに、うちが登場して、仕事を得られたこともあります。

また、ベテラン先生の報酬は高めのことが多く、うちの報酬を提示すると、「えっ、そんな値段でいいんですか」と言われたこともあります。(ちなみに、うちは、とくべつ低価格ではありません)

だから、個人的には、閲覧する際は、行政書士の名前を調べて、行政書士名簿を見て、会員番号をチェックするのもいいのではないかと思います。

少なくとも、閲覧した際に、書類がほとんど手書きの場合は、高齢の先生でしょうね…。

(よく、これだけ大量の書類を手書きするなぁと尊敬することがあります)

最後に

私は、あまり他の行政書士がどんな風に営業しているかがわからないので、勝手な推測で書きましたが、実際は、産廃許可に関しても、更新時期に営業ハガキを送ったりしている人も多いのでしょうか。

先日、あるお客さんは、役員変更登記を長年忘れていて過料がかかり、「なんでちゃんと手続きしていなかったんだ!!」と、それまで頼んでいた行政書士に腹を立てて切った人がいました。

が、登記は行政書士の仕事ではなく、司法書士ですよね。

誤解がもとの怒りだったようですが、その会社の仕事がうちに転がり込んできたのでラッキーでした。

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  • 管理人: りほこ

    専業主婦が行政書士になりました

    試験合格後、最初は、行政書士事務所に就職して、建設業・産廃等の許認可、相続、成年後見等の実務経験を積み、その後、独立。


    行政書士の求人に応募し続けて採用されるまでの経緯や、その後のことなどを書いています。
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